| 回復の症例 |
更年期障害
更年期障害(51歳、女性、主婦)
■いつから症状がではじめたか
2年くらい前から。
病院では更年期障害といわれた。
■どのような症状か
一日のうち、酷く気持ちの悪くなる時間がある。(朝起きてすぐと夕方)
常に首に痛みがあり、こっている感じがある。
肩がこり、動かすと違和感がある。
背中が痛み、時々ずきんとした痛みがあり、強く押されているような感じがある。
呼吸をすると、いつもすいにくい感じがある。
深呼吸をしても、8割程度しか息を吸い込めない感じがする。
時々、心臓がドクン、ドクンと波打つ感じがある。
3日に一度くらい酷い頭痛がある。
酷い時は吐いてしまう。
■治療の内容と結果
症状が重なって発症する時もあるが、どれかひとつが一番酷く感じるとのこと。
問診の際、2年前くらいに、不眠症になり、今はその時ほど酷くはないが、熟睡できるのは4~5時間程度のことでした。
その原因は、ご主人が夜勤の仕事になり、いつも、何時に帰ってくるかわからないので、夜が遅くなり、寝る時間が不規則になったことから不眠症になったようです。
そのころから、様々な症状が出てきたということです。
検査の結果、やはり酷かったのは背中でした。
主に脊柱起立筋がカチカチになっていて、鉄板を入れているかと思うほど硬直している状態です。
当然、背中全体、腰にかけて緊張が広がっています。
背中を丸めて生活をしているためか、肩が内側に入り込むような感じで大胸筋が萎縮しています。(注1)
身体の捻じれが酷く、仰向けに寝てもらうと、足先と顔の向きが逆になり、雑巾を絞ったような状態でした。
通常治療のほか、背中の緊張と、大胸筋の緊張を取ると、息を吸うのも首の痛み、はりも無くなりました。
終わった後には、
「久しぶりに深呼吸が出来ました、すごく軽くなりました。こんなに息を吸うのが楽なのは2年ぶりです!」
笑みを浮かべて言われました。
今まで苦しかったのがよく分かります。
この方は3ヶ月ほどの治療で、当初の症状は全て解消しました。
夜も眠れるようになり、現在では1ヶ月に一度程度、調整に治療に見えられています。
その際には以前の状態を思い出すこともなく、日常生活を送っているとのことです。
■コメント
(注1)
背中が緊張し、身体を丸めるような動作が多いと大胸筋も緊張します。
すると、息がすえない状態になります。
息がすえないと、不安になり、益々ストレスがかかります。
身体の歪みやねじれをとり、背中と胸の緊張を取ると、嘘のように呼吸が楽になります。
この方はおそらく、ご主人の不規則な勤務が原因で、「何時帰ってくるのか?」という不安感で、睡眠が上手に取ることができなくなり、睡眠不足が原因で体調を崩し、それが原因で身体のゆがみ、疲労を取ることができなくなり、このような状態になったと考えられます。
更年期障害といいますが、病気ではなく、”障害”なのです。
このように、更年期障害といえども、原因さえ特定できれば、必ずよくなります。










